多様化するカナダ。

★ 2008年9月18日 16:52

旅行形態が大きく変化、多様化している中で、最近は中高年の方々が現地へ行って何かを学びたい体験したいというプログラムに人気が出ています。

例えば『50代の方が現地で英語の勉強をしたい。』、『1ケ月間海外で暮らしてみたい。』などなど需要は様々です。女性の方で多いのは現地で催されているちょっとした体験物の講習会です。ハンギングバスケットを地元の人とコミュニケーションをとりながら一緒に作る、地物の食材を用いてクッキングスクール(最近はオーガニックフードにも関心が高いようです。)

彼らの滞在先は長期滞在可能なコンドに集中しています。平日は上記の様々な体験物に参加し、週末は郊外にプチ旅行(1~2泊)へ出かける。このようなサイクルを週単位で過ごしながら1ケ月。。。まさに、現地暮らしの体験です。

先日、このプログラムを終えたあるお客様達は『達成感を味わえて楽しかった!』、『出発するまでは不安でしたが新たな一歩を踏み出せばこの歳でも可能だ!』、『刺激を受ける充実した日々だった!』等、非常に達成感のある前向きなお言葉が多かったのが印象的でした。

要は目的を持ち達成感が味わえ、個性的なツアーに需要があるように感じます。

このような商品は料金ではなく内容で勝負が出来る素材であり、今後のやり方によっては主力の1つとなる可能性が大いにあるでしょう。

出口 信

 

 

 

 

 

03-5214-0061 株式会社ism inc.

コメント

日本が経済的に今ほど恵まれていなかった時代に青春を過ごされた中年の方は、若い頃にやりたくてもやれなかった、学びたくても学べなかったことを今、懸命に行動に移されているのでしょうね。そんな方たちに満足してもらえるツアーを組みたいものです。

料金でなく、内容で勝負できる、、というのは理想的ですね。
しかしながら、私の会社では、料金が大事な要素になっていて、
内容を盛り込んでも、なかなか販売が難しいです。
それを乗り越えて、売れるツアーをつくるには、知識と経験が必要ですよね。
本当に、それを日々実感しています。

福井 様
コメント拝見しました。ありがとうございます。
NISSANの Z が、50、60代の方に販売出来ている背景が良く分かります。
アクティブなシニア層なんですよね。『夢が実現できる・叶う』そういった素材を使ったカナダを販売していきたいですね。

あき 様
コメント拝見しました。ありがとうございます。
おっしゃる通り料金は非常に大事な要素ですよね。内容だけが詰まっても頭でっかちになり最終的には販売できずに終わってしまいます。要は自己満足みたいな。。。私も日々この課題には頭を悩ませます。

スポーツ観戦が人気だと思いますが、事前のチケット入手やブロックはどうなのでしょうか。チケットのことを考えると、二の足をふんでしまいます。

akiaki 様
カナダのウィンタースポーツで代表的なスポーツと言えば、やはりアイスホッケーです。毎年、インディビベースでバンクーバーを中心に手配依頼を数件頂戴しております。
その際の手配としては、日本にあるようなチケットセンター(ピアみたい)へオーダーをして席を確保する事となります。当然、一度申し込みをして席が確保できれば、その後のキャンセルはチャージの対象となり、二の足を踏まれるお気持ちは良く分かります。スポーツを始めコンサートのチケットもこのような予約方法ですのでキャンセルのリスクは常にありますよね。事前のチケット入手はこの方法をとれば超人気の観戦以外は可能だと言えます。

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