ガイドとして飛び回ってきた私の上司にすっごく素人の質問をしたことがあります。
「どこが一番オススメですか?」
彼は迷わずクィーンシャーロット島の名前をあげました。
でも何度お話を聞いても、どれだけ調べても、イマイチその魅力がはっきりしない。
ハイダ族のウォッチマン、朽ちかけたトーテムポール、温帯雨林の森、豊潤の海。
制限される観光客の数。。。。
いろんなキーワードと共に訪れてみて初めてわかりました。
「これは旅行じゃなくて冒険なんだ」
例えばウォッチマンと呼ばれる、昔の集落の跡やトーテムポールを観光客に紹介したり、管理しているハイダ族の人々。
ウォッチマンによって話してくれることが違う。どのお話を聞けるかははその時、その人次第。
例えばツアー中に食べられる食事。
ウニが取れたからウニのお寿司を作ってくれることもあるし、
エビが取れたからエビを出してくれることもある。
こんなにおおきなオーガニックの野菜をだしてくれることもある。
(ちなみにこの葉っぱは今までの私のサラダという観念をくつがえした、緑の細胞がぎゅっと詰まった驚くべき葉っぱだった!)
例えばこんな大きな木にほっぺたをつけて、大地に抱かれた気分になって癒されたのも、潮のスケジュールがうまく行ってここに辿り着けたからだった。
基本はゾディアックというゴムボートでいく4日間のツアー。
でもそこで何に出会えるかはその人次第。その時次第。
それでも「何か」を得て帰ってくることは保証できると思います。
そんなクィーンシャーロット島、シーズンのはじまる5月末まであと少し。
ISM 四條