北米の先住民と言うと? 『トーテムポール』 直ぐに思い浮かべる方が多いと思います。 このトーテムポールは、クインシャーロットに住んでいたハイダ族か ら始まりました。 一万年以上とも言われる彼らの歴史は、代々、ポトラッチと呼ばれる 集会により子から孫へと引継がれて行きます。文字を持たない彼らの 唯一の伝承方法でした。 ヨーロッパ人が入植を始めると未開な人々を良きキリスト教徒にしよ うという植民地政策・・・・
カナダの自然と親しみたい
アボリジナルツーリズム
心地よい距離
ナイトインレットと言う熊の観察ロッジがある事は、以前、 お話した通り。 日本だと、熊は、可愛いと言う前に怖い存在になっている かもしれません。それは、人が熊の領域にまで入り込んだ 結果なのかもしれない。熊にも人間にも心地よい距離があって、 このロッジではその距離感を守っている。 だからこそ、野生は野生そのままに観察もできるし、人も 楽しみとしての旅行ができる。 夜な夜な動物の勉強会・・・・
奇跡の島
映画『もののけ姫』の舞台となった世界遺産の島、屋久島。 奇跡的な偶然が作りだした苔の楽園・・・ 実は、カナダにも同じく世界遺産に指定されている苔の島がある。 クイーンシャーロット島と呼ばれるこの島。 写真家の星野さんが幾度となく足を運んだ島でもある。 世界には2万種類の苔があるが、苔は根を持たない。 その為、体全体で水や栄養を取り入れています。 大気の汚染や水の汚染には、弱い存在といえます。 逆に・・・・
クィーンシャーロット島の冒険
めったに訪れることのできないカナダの極北の地を舞台に ガイドとして飛び回ってきた私の上司にすっごく素人の質問をしたことがあります。 「どこが一番オススメですか?」 彼は迷わずクィーンシャーロット島の名前をあげました。 でも何度お話を聞いても、どれだけ調べても、イマイチその魅力がはっきりしない。 ハイダ族のウォッチマン、朽ちかけたトーテムポール、温帯雨林の森、豊潤の海。 制限される観光客の数。。。・・・・
アクティブなカナダの春の訪れはバンクーバー島からなり~
カナダ西部の雨季は終了し、すがすがしいカナダに変貌を遂げつつあります。とは言っても、アクティブに活動できるのは、まだまだですが、一箇所だけオンシーズンになる場所があります。それは、カナダの一番西側にある大きな島、バンクーバー島です。バンクーバー島南部には、ブリティッシュ・コロンビア州の州都があるビクトリアがあり、名前は知られていますが、中部、北部は手付かずの自然が残る奇跡の島なのです。この時期おす・・・・
本日のキャンプ地とする!
ユーコンにも春がやってくる。 カヌーのメッカとして知られている当地だが、北海道の あるテレビ局が160kmにも及ぶカヌーに挑戦した番組が あったのを、皆さんはご存知でしょうか? 先日、その時のガイドさんとお会いしました。 私は犬ぞりツアーでホワイトホースに来ていましたが、 次回は是非、ユーコンカヌーでお会いしましょうと 約束して戻りました。 井澤・・・・
クィーンシャーロット島の海
実は私は海が好きじゃなくて、遊びに行くのはスキーだし、夏はハイキングだし、シーカヤックをすれば波で酔ってしまうし、スノーケリングをやっても波で酔ってしまうし、下手したら潮の匂いで酔ってしまうほど。。。 でも去年の6月、クィーンシャーロット島にいた私は確かに初めて海が好きになりました。 まだまだ出発前、サンドスピットからの夕日。 クジラの骨やら、乾いたカニが転がっている海岸。 ずっとずっとボートで・・・・
ロッキーの山にも春が・・・
まだまだ白銀の世界が広がっていますが、この写真は丁度今頃の風景です。 ブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州の州境に位置しますハイカーにとっては 憧れの地であるMt.アシニボイン。 この尖がった部分に朝日が当たるとご覧のように山肌の雪がピンク色に染まり 幻想的で温かみを感じる風景へ変わります。冬ではなかなかこの温かみは感じられません。 もうロッキーの山にも春が近くまで来ています。 春は晴天率・・・・
SPRING has come!
ラジオのニュースで桜の開花宣言が流れていました。 すっかり春が近くなってきましたね。 春!と言えば『SPRING』 『SPRING』と言えば、SALT SPRINGと言うわけで・・・ 春と共にこの島の季節がやってきます。 オーガニックアイランドとして知られていまして、ヨーロッパやアメリカ からも多くの観光客が訪れます。独自の紙幣なんかもありまして、 とても可愛らしい・・・最近では、オーガニック素材・・・・
熊の楽園
キャンベルリバーから水上飛行機で約30分。 以前は、サーモンフィッシングのロッジだったが、サーモン遡上の減少で 廃れてしまたロッジを熊の観察ロッジとして復活させた場所がある。 ナイトインレットと呼ばれる、バンクーバー近郊の最後の秘境とも呼べる場所だ。 カナダでは、サーモンの事をキーストーンと呼び、それは生態系に置ける重要性を 示している。事実、サーモンの養殖場を作り稚魚の放流を開始すると、熊が戻っ・・・・