山が自慢のロッキーはとかく田舎とたとえられがちですが世界各地からのたくさんのコンベンションや大型グループにも対応できる立派なホテルと整った施設があったりします。
これはとあるパーティー会場となった湖畔のホテルから撮影した写真。
窓枠におさまりきらない氷河をのせた山とまだ氷におおわれた氷河湖の景色にはパーティーのにぎやかさも一瞬忘れてしまうぐらいの気高さがあふれています。
そしてこれら充実の施設と景色と環境を求めて?ここ数年冬にはハリウッドセレブがチャリティー行事をロッキーで開催するためにバンフに集まったり春から夏にかけてはアメリカの大手保険会社のトップセールスマンの褒賞旅行先にバンフが選ばれ日本のバブル期のような大判振る舞いをして楽しんだという話もありました。
さて、ここからが本題。先日参加したパーティーでユニークな企画を目撃、もちろん画像に納めてまいりましたのでまずはご覧ください。
何気ないパーティー会場の写真ではありますがよーく、よーく見てみると写真中央の男性に指示を受けてオオフクロウをまるで手乗り文鳥のように手にのせている女性が写っています!決してこの男性が自分のペットを持ち込んで勝手に紹介して回っているのではなくこれはホテルのパーティーの一環で企画された野鳥と一緒に記念撮影の一場面でした。
それにしてもお客様には大人気!動物園でもなかなか体験できない野鳥を腕に記念撮影をしてもらえるのだから会場ではすぐに順番待ちの行列ができました♪ そう、写真右のブルーのシャツを着た紳士が別に料理中で赤い鍋つかみをはめているのではなくフクロウ待ちをしているところだったのです。 この紳士が自分の順番がきて思わずオーフクローと言いながら故郷のおふくろを思い出したかどうかは定かではありませんが食べて飲んで騒ぐだけのパーティーではない面白さがウケていたのは間違いありません♪
トリあえずフクロウ1羽だけでは役者が少ないか?とトリこし苦労をしたのかどうかこの日役者はいろトリどりでした。
タカびしゃでないタカさんやおふくろさんより穏やかなふくろうさんとか・・・。
実はこれら野鳥はアルバータ州南にあるレスブリッジ郊外の野鳥保護センターからセンター長の男性(写真上)と一緒にイベントに呼ばれてやってきたそうです。
以前はハリウッドセレブがタカを片手にのせてパーティーの祝辞を述べた(それともトリだったか??)こともあったと聞きましたが手に乗るのはハムスターや文鳥だけでなく大型鳥類もありというところはいかにもロッキーらしいと思いませんか?
皆様のコンベンションニーズにももちろんぐっとなアイデアですのでトリこぼしのないように♪