航空券ホールセラーから見る需要動向(2)地方需要取込へ施策 (1/3)
羽田空港の国際化によって、消費者の選択肢は広がったことは間違いない。中でも、日本国内路線の乗り継ぎによる地方からの羽田発海外という需要拡大に期待が寄せられていた。しかし、各社の話を聞くと現時点では神奈川や東京といった首都圏からの利用者がほ...
航空券ホールセラーから見る需要動向(1)レジャー取込に手応え(1/3)
昨年10月末に本格的に国際化された羽田空港。路線、便数ともまだ少ないが、消費者の関心は高く、航空業界や旅行業界から需要拡大の起爆剤として大きな期待が寄せられている。約3ヶ月がたった現在、需要の動向はどう推移しているのか。また、見えてきた課...
現地レポート:シンガポール、大型リゾート開業と羽田就航後の変化 (1/5)
カジノを併設した2つの大型リゾート施設のオープンで話題性が高まるシンガポール。さらに10月31日から、羽田/シンガポール線の定期便が開設し、「アクセスの利便性」「座席供給量の多さ」というメリットが新たに加わった。これにあわせ、シンガポール...
現地レポート:台湾、羽田/松山線就航で広がるショートトリップの可能性 (1/4)
2009年の台湾/日本間の交流人口は約200万人、訪台日本人は5年連続で100万人を突破している。相互に渡航者数が多く黄金ルートといわれる台北/東京間のアクセスは、従来の成田/桃園線に加え10月31日に日本航空(JL)、全日空(NH)、チ...
航空会社の戦略(2)外航、深夜早朝発着で未知のビジネスに挑む (1/4)
部分的な国際化とはいえ、羽田空港への国際線展開は外国航空会社にとっても大きなビジネスチャンスであることは間違いない。しかし一方で、長距離路線で新規開設する外航にとっては、従来の成田路線にはない深夜早朝時間帯の発着という運航条件から、未知の...
羽田国際化で海外旅行が変わる!レジャーでもビジネスでも、広がる旅のスタイル (1/3)
各旅行会社では羽田国際線就航に合わせて旅行商品を造成している。これまでの成田商品と内容が異なるのは、深夜発着便を利用した商品。出発時間も到着時間も成田とは異なるため、現地滞在時間や乗り継ぎの利便性も変わってくる。新しい発着時間は、レジャーマ...
航空会社の戦略(1)日系キャリアに千載一遇のチャンス到来 (1/3)
10月31日からの冬期スケジュールの開始にともなって、羽田空港の本格的な国際化がはじまった。定期チャーター便だったソウル(金浦)、上海(虹橋)、北京、香港の各路線が定期便となったのに加えて、新規路線も次々と就航。路線・便数も多い日系航空会...
旅行会社の戦略(2)地方需要の取り込み、課題への模索続く (1/2)
各旅行会社とも羽田商品化にあたっては初めての試みの部分も多く、手探りという状態にあるのも事実だ。羽田国際線の便数がまだ限定的ななか、どれだけの需要が見込めるのか。首都圏のみならず地方の需要も含めて、羽田国際化が海外旅行市場の活性化にどれほ...
旅行会社の戦略(1)羽田便の特性をいかした商品造成に創意工夫 (1/4)
羽田国際化にあわせた旅行会社の動きも活発になってきている。主要旅行会社は8月中旬から新しい羽田の路線を利用した商品の販売を開始。成田とは異なる時間帯の便となるため、各社さまざまな工夫を組み込んだ。首都圏発着の便数が増えることは、旅行業界に...
24時間国際化空港としての課題-本格稼動後の発展に期待 (1/3)
いよいよ24時間国際空港として稼動を開始する羽田空港。首都圏からのアクセス利便性や充実した国内路線による地方需要の獲得などのメリットがあるが、国際線発着枠や発着時間帯などの制限もあり、現在のところその効果への期待は限定的のようだ。今回は羽...