ネット集客の改善技術1 なぜ検索対策が重要なのか? (3/3)
( 2010年10月14日 )
アクセス誘導対策も検索がトップ
今度は企業のアクセス誘導対策をみてみましょう。
インターネット白書(2010年版)によると、企業がアクセス誘導対策として実施している対策のうち、もっとも多いのは、検索サイトで自社サイトが上位に表示されるための対策、いわゆる「検索エンジン対策(SEO)」です(図2)。回答した企業の3分の1を超える34.4%がSEO対策に取り組んでいます。そして第2位はキーワード広告の出稿で21.3%。この上位2つをあわせると、半数を超える55.7%が検索エンジンに対する何らかの対応をしていることがわかります。
実施しているのに成果が出ない理由
しかし一方で、過去にSEOやキーワード広告を実践してみたが効果が上がらなかった、という企業も少なくありません。実際に同じインターネット白書によると、「効果が高いと思う対策」として、SEO対策が19.8%、キーワード広告が8.9%となっているので、上述の実施している割合と開きがあります。言い換えると、実施しているが成果を出せていない企業があるということです。
ではなぜ成果を出せないのかということになりますが、そのほとんどはその対策の技法に問題があるためです。