ネット集客の改善技術3 検索結果で上位に表示されるためには (1/2)
( 2010年11月17日 )
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ユーザーの多くが検索を起点として行動するということは、検索結果こそがユーザーとめぐりあう絶好の機会ということです。アクセス誘導対策で企業が「検索エンジン最適化(SEO)」と「キーワード広告の出稿」に注力するのもうなずけます。
しかし一方で、思うように成果を出せていない企業が少なくないのも事実。そこで今回は検索結果ページでのコミュニケーションについて解説します。
まずは検索結果で、ユーザーがどのような画面と接しているかを、例をあげて確認しましょう。ヤフー検索で「香港 航空券」で検索した結果が図表1です。画面右上には、検索結果が約2030万件とあり、そのうち1件目から10件目がこのページに表示されていることが記されています。
いうまでもありませんが、ユーザーが2030万件すべてに目を通すことはありません。多くは最初のページの1位から10位か、せいぜい次ページの11位から20位ぐらいで、次ページまで進むのは半分程度ともいわれています。最近のユーザーは検索する腕前も上がり、1ページ目でめぼしい結果が見当たらなければ、キーワードを変えたり、重ねるキーワードを増やしたりと使いこなしています。そのため、とにかく検索結果の1ページ目でコミュニケートすることが重要なのです。
執筆:鶴本浩司(株式会社マーケティング・ボイス 代表取締役)
外国政府観光局を経て、ツーリズム(観光・旅行)に特化したマーケティング会社、「株式会社マーケティング・ボイス」を設立、現在に至る。
その他、ツーリズム専門のシンクタンクであるツーリズム・マーケティング研究所の客員研究員、東証上場企業・パイプドビッツ社の社外取締役なども兼職している。執筆、講演多数。
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