オーストラリアの時差
オーストラリアと日本の時差は1時間前後とほとんどない。現地でも帰国後も時差ボケに悩まされることはなく、日本での生活サイクルを保ったまま活動できる。日本の約21倍という広大な国土を持つオーストラリアでは3つの時間帯に分かれており、州によっても時差がある。
国内に3つの時間帯
オーストラリアの時間は、東部、中央部、西部の3つの時間帯に分かれている。日本の標準時と比較した場合、クイーンズランド州(QLD)やニュー・サウス・ウェールズ州(NSW)、ビクトリア州(VIC)、首都特別地域(ACT)の東部時間帯は1時間早く、ノーザン・テリトリー(NT)や南オーストラリア州(SA)の中央部時間帯は30分早い。逆に西オーストラリア州(WA)の西部時間帯は日本標準時よりも1時間遅い。
州 | 都市名 | 日本との時差 | サマータイム期間中の時差 |
---|---|---|---|
クイーンズランド州 | ケアンズ | +1 | +1(サマータイム実施なし) |
クイーンズランド州 | ブリスベン | +1 | +1(サマータイム実施なし) |
クイーンズランド州 | ゴールド・コースト | +1 | +1(サマータイム実施なし) |
ニュー・サウス・ウェールズ州 | シドニー | +1 | +2 |
首都特別地域 | キャンベラ | +1 | +2 |
ビクトリア州 | メルボルン | +1 | +2 |
タスマニア州 | ホバート | +1 | +2 |
南オーストラリア州 | アデレード | +0.5 | +1.5 |
西オーストラリア州 | パース | -1 | -1(サマータイム実施なし) |
ノーザン・テリトリー | ダーウィン | +0.5 | +0.5(サマータイム実施なし) |
※+1時間は日本時間よりも1時間早いという意味で、例えば日本が正午のときは現地は午後1時です。
【例】日本とシドニーの時差
<通常> 日本:7:00 am → シドニー:8:00 am
<サマータイム期間中> 日本:7:00 am → シドニー:9:00 am
NSWに2つの時間?
ニュー・サウス・ウェールズ州(NSW)最西端、南オーストラリア州(SA)との州境にあるブロークン・ヒル(Broken Hill)は、かつて銀や鉛、亜鉛の採掘で発展した街。地理的にSAに近いこともあり、同州のタイムゾーンに合わせている。そのため、NSWに属していながら州都シドニーとは30分の時差がある。
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