みなさんの修学旅行を楽しくするためには、オーストラリアについてよく調べて準備する必要があります。
このページでは、そんな事前準備をサポートする情報をまとめて紹介。さらに、生徒さんたちの自主研修の計画に役立つ「自主研修計画表」のダウンロードも可能。 先生や生徒さんたちが安心してオーストラリア研修を有意義に過ごせるよう、ぜひご活用ください。
1. 修学旅行の目的と心構え
まず、この修学旅行は皆さんがオーストラリアという他国で異文化を体験し、自分の視野を広げる目的のためにおこなわれるものであり、遊ぶことを目的に行くのではありません。
普段教室にいてはできないような勉強をたくさんしてください。日本では体験できない異文化の中で生活することは将来のために、みなさんにとって貴重な体験となります。 英語の実践はもちろんのこと、コミュニケーション能力の向上のためにも積極的にたくさんの人と会話するように心がけましょう。
日本での生活とはまったく異なることも多いので、集団で行動していることを忘れずに、全員が安全に気持ちよく過ごせるように心がけましょう。
2. 旅の準備
パスポートやビザ、出入国の流れ、気候と服装、時差、通貨など、旅行前に知っておくと便利な情報をご紹介します。
3. 出発前に
海外旅行が初めてという人、また海外に行ったことがある人もいると思いますが、日本を一歩でると、日本での常識が通じないこともあります。そのためにも、自分が訪れる国のことを知っておく必要があります。
また、修学旅行にはお金がたくさんかかります。そのお金は自分のお金ではなく、みなさんのご家族の人が働いて得た中から出していただくお金です。お小遣いなども計画的使い、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
日本での生活とはまったく異なることも多いので、集団で行動していることを忘れずに、全員が安全に気持ちよく過ごせるように心がけましょう。
● 早めに準備をしておきましょう
- 持ち物は最小限にする。(チェック表で確認)
- 持ち物にはすべて名前を書いておく。
- 自分の手で確認しながらそろえる。
- なるべく高価なもの、必要でない物は持ち込まないようにする。
- 前日までに十分な睡眠をとり体調を整える。(体調をくずして行けなくなるのは悲しいよね・・・)
● 自主研修での自分たちの予定を確認しておきましょう
- 自主研修の計画表を使って、自分たちのスケジュールを確認する。
- 計画に必要なオーストラリアについての知識を身につけるようにしましょう。
4. 旅行中は
修学旅行を影で支えている多くの人々がいます。旅行会社の人、ホテルの人たち、ガイドさん、運転手さんに、いっしょに行ってくださる先生方。多くの人たちが関わっていることを忘れずに迷惑がかかる行動はしないようにしましょう。 わからないこと、不安があればすぐにガイドさんや先生に何でも相談してください。
みなさん、○○高校の生徒としてはずかしくない行動をしましょう!
● 集合・整列はすばやく
- 5分前行動を心がけ、おしゃべりをせずに整列しましょう。
- 班長は整列させたら、人数を報告しましょう。
- 集団で行動する時は一人の勝手な行動が他の人に大きな迷惑をかけることがあるので考えて行動するように!
● バスの中では
- お世話になる運転手さんやガイドさんにしっかりあいさつをしましょう。
- 乗り降りは順番を守って静かに行いましょう。
- 危ないので走行中は絶対に立たないように、窓から手や顔を出さないこと!
- ガイドさんの話は静かに聞きましょう。
- 具合が悪くなったらすぐ先生に言いましょう。
- ゴミは持ち帰りましょう。
● 見学地では
- 班ごとに行動し、単独行動は止めましょう。
- ガイドさんや施設の方の説明をよく聞き、メモしておきましょう。
- 見学しているのは私たちだけではないことを考えて、周りの人たちに迷惑がかからないようにしましょう。
- 展示してあるものには、勝手に触れないようにしましょう。
● 自主研修のときは
- それぞれの班で立てた計画にしたがって行動しましょう。
- 海外では普段のように行動できないこともあるので、お互いに協力すること、助け合うことを忘れないようにしましょう。
- 限られた旅行期間です。お金と時間をむだにしないようにしましょう。
- 何か問題や、事故、ケガなどあったら、すぐに先生やガイドさんに連絡をしましょう。
● ホテルでは
- 非常階段や先生たちの部屋を確認しておきましょう。
- 自分たちの持ち物をきちんとまとめておき、部屋の中はいつも綺麗にしておきましょう。靴やスリッパもきちんと並べておきましょう。
- 部屋の中では、さわがないようにしましょう。
- 一般のお客さんやよその学校の人たちに迷惑をかけないようにしましょう。
- ホテルの外に勝手に出てはいけません。
- 早めに寝ましょう。また、眠りたい友達のじゃまをしたりしないようにしましょう。
- お金や貴重品は必ずセーフティーボックスに保管するか預けましょう。
- 夕食や朝食をおいしく食べるためにも、おやつはできるだけ控えましょう。
● おこづかいについて
- おみやげ代やおやつ、自主研修のときにかかる見学料、体験料などを一切ふくめて一人○○○○円までとします。
- お金は自分でしっかりと保管すること。
- 計画的につかい、むだづかいはしないこと。(おこづかい帳にきちんと記入しましょう。レシートもとっておきましょう。)
- 全て使いきる必要はないので、必要かどうかよく考えながら使いましょう。
● 防犯対策をしましょう
オーストラリアは治安がよく安心して過ごせますが、バッグ等を置きっぱなしにして、その場を離れるなどの行為は避けましょう。現地で失くし物をしてしまったら、折角の楽しい思い出が台無しになってしまいます。貴重品などの管理は基本的に旅行者の自己責任であることを心がけ、紛失などを防ぐためにも以下のことに注意しましょう。
- 貴重品は取りやすいポケットなどには入れず、バッグは肌身離さず持ち歩きましょう。
- パスポートや現金、トラベラーズチェックは必要な時以外は出さないようにしましょう。
- 万が一のために、パスポート番号とトラベラーズチェックの番号はコピーするなどして控えを別に持つようにしましょう。
- スーツケースには鍵をかけるようにしてください。
5. 旅行から帰ったら
みんなの帰りを待ちわびている家族の人たちや先生方へ、しっかりと「ただいま!」と言えるようにしましょう。
また、修学旅行にはお金がたくさんかかります。そのお金は自分のお金ではなく、みなさんのご家族の人が働いて得た中から出していただくお金です。お小遣いなども計画的使い、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
旅行中の様子は記録として残し、学校生活の大切な思い出にしましょう。
集めた資料などは班ごとに一冊のアルバムとしてまとめます。