ショッピングスポット
ショッピングセンターやスーパーマーケット、週末だけ開かれるフリーマーケットなどに行けば、普段の生活を垣間見ることができる。まさに楽しい社会見学だ。日本では決して手に入らないようなオーストラリアならではの逸品を、手頃な価格でゲットできるかも。また、海外からの旅行者には、日本の消費税にあたる「商品・サービス税(Goods and Services Tax=GST)」の払戻しが受けられることも覚えておこう。
活気あふれるフリーマーケット
週末になると、街ごとにさまざまなマーケットが開かれる。手工芸品やアクセサリー、古着、アロマ関連グッズ、手作り石けん、野菜や果物、肉類や魚介などの生鮮食料品、ジャムやケーキなどのハンドメイド加工食品など、ユニークで多種多様な品ぞろえ。マーケットによっては食料品、アンティークといった商品に特化したものもある。ときには大道芸人が繰り出し、訪れた人々を楽しませてくれる。
主なフリーマーケット
ケアンズ
ナイト・マーケットNight Market
トリニティ湾沿いのエスプラネード通りで毎晩開催される。アボリジニの工芸品や手作りアクセサリーなどが売られている。
ブリスベン
サンデー・マーケットSunday Market
ブリスベン川沿いのリバーサイドで開かれるマーケット。手作りアクセサリーや手工芸品、古着などが売られている。
シドニー
パディントン・マーケットPaddington Market
250以上もの露店が並ぶ。洋服など個性豊かな商品が多く、人気の高いマーケットの1つ。オックスフォード・ストリートで、毎週土曜10時~。
→ Paddington Market(英語)
メルボルン
クイーン・ビクトリア・マーケットQueen Victoria Market
メルボルンで最も歴史のある常設マーケット。生鮮食料品やクラフト、家庭用品、衣類などが売られており、現地の市民生活を垣間見ることができる。火・木曜 6~14時、金曜6~18時(雑貨類は~16時)、土曜6時~15時、日曜は9時~16時。
→ Queen Victoria Market(英語)
パース
フリーマントル・マーケットFremantle Market
週末に開催され、100年以上続く市場。アクセサリーや手工芸品、Tシャツのほか、生鮮食料品などが売られている。
ショップの営業時間
日本では夜遅くまで営業している店が多いが、オーストラリアでは、平日は9時~17時30分ごろの営業が一般的。個人商店などは、土・日曜、祝日が休みになる場合も多い。休日でも買い物の頼りになるのが、ショッピングセンター。州や街によって異なるが、土・日曜、祝日でも大都市のほとんどのショッピングセ ンターは営業している。ただし、閉店時間を早める店舗も多いので要注意。また、イースターやクリスマス(12月25日)は、オーストラリア全土でほとんどの店舗が閉店するが、観光客相手の土産品店や免税店は営業していることもある。
レイトナイト・ショッピング・デー
主要都市の中心部では、レイトナイト・ショッピング・デー(Late Night Shopping Day)を設け、週に1度だけ21時まで営業している。都市によってレイトナイト・ショッピング・デーは異なるが、木曜または金曜の夜がそれにあたる。