カカドゥ国立公園
カカドゥ国立公園は、オーストラリアの北部、ダーウィンから東へ約250kmの熱帯地域にある。北はマングローブが生い茂るバン・ディメン湾から南はキャサリン峡谷付近まで、総面積約197万5500haの広大な公園。北部は3本の大河と無数の支流が流れる大湿原。南下するに従って砂岩質の深い渓谷が現れ、荒々しい風景へと変化していく。園内では約1500種の植物、約280種の鳥類、約120種の爬虫類、約50種の哺乳類、約30種の両生類、約80 種の淡水魚、約1万種の昆虫などが確認されており、まさに大自然の楽園だ。
カカドゥ国立公園のもうひとつのハイライトは、オーストラリアの先住民アボリジニ。彼らは約6万年前から住んでいたとも言われ、ノーランジー・ロックやウビル・ロックに代表される岩に描かれたロックアートなど、考古学的にも貴重な遺跡が多い。壮大な自然とアボリジニ文化が共存する、スケールの大きな複合遺産となっている。
カカドゥ国立公園のもうひとつのハイライトは、オーストラリアの先住民アボリジニ。彼らは約6万年前から住んでいたとも言われ、ノーランジー・ロックやウビル・ロックに代表される岩に描かれたロックアートなど、考古学的にも貴重な遺跡が多い。壮大な自然とアボリジニ文化が共存する、スケールの大きな複合遺産となっている。
ノーザン・テリトリー北部、ダーウィンの東約250km。
ケアンズ、ブリスベン、シドニーの各都市から国内線でダーウィンへ。そこからジャビル、クーインダまでバスで約4時間。
4~11月。雨季となる12~3月は道路事情が悪く、水没することもある。
複合遺産
関連リンク
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