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ウルル・カタ・ジュタ国立公園

ウルル・カタ・ジュタ国立公園


ウルル・カタ・ジュタ国立公園ウルル・カタ・ジュタ国立公園はオーストラリアのほぼ中央にあり、ウルル(エアーズ・ロック)とカタ・ジュタ(マウント・オルガ)一帯を占めている。ウルルは周囲9.4km、高さ340mの巨大な一枚岩だが、地上には全体の10分の1程度しか姿を現していないという。6億年以上前に海底に堆積した花崗岩質砂岩層が古生代の造山運動によって隆起、その後、侵食と風化により固い部分だけが残ったと考えられている。時間によって7色に変化するといわれているが、特に夕日に赤く染まる風景は感動もの。
ウルル・カタ・ジュタ国立公園カタ・ジュタは、3500haの総面積に大小36個の巨大な岩が連なる奇岩群。小石が粘土と砂で固結した礫岩で構成されているが、すべて同年代にできたと推定されている。かつてはウルルよりも200mほど高い岩山だった。両者ともアボリジニの聖地。国立公園内には、22種の哺乳類、150種の鳥類、世界で2番目に大きいトカゲなどの爬虫類など、多くの動物が生息している。

DATA

ロケーション
ノーザン・テリトリーの南部。アリス・スプリングスの南西約340km。

アクセス
主要都市から国内線がエアーズ・ロックへ就航。エアーズ・ロックからは定期バスを利用。

ベストシーズン
通年。6~9月は朝夕の冷え込み、12~4月は40℃を超えることもある日中の行動に要注意。

遺産の種類
複合遺産

ウルル・カタ・ジュタ国立公園 マップ


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