メキシコ全土には、ユネスコの世界遺産に登録された場所が31ヵ所あり、メキシコの多様性を象徴する重要な観光素材となっています。なかでも中央高原には数多くの世界遺産が集まっており、メキシコシティを基点にしたツアーでは、多くの世界遺産を効率よく巡ることが可能です。
一方、ユカタン半島には5つ、バハ・カリフォルニアにも3つの世界遺産があり、リゾート滞在とともに、メキシコの多彩な文化や自然と触れ合うことができます。
首都メキシコシティはメキシコのほぼ中央に位置。周囲を高い山々に囲まれた、海抜2240メートルの高地にあります。
アステカ時代の神殿跡に作られたソカロ(中央広場)の周囲には、完成までに240年以上を要した巨大な大聖堂や、ディエゴ・リベラの壁画で知られる国立宮殿などの
歴史的建造物が集まっているほか、北東54キロメートルの近郊には、古代都市遺跡テオティワカンがあり、歴史的な見どころが豊富にあります。
一方、フリーダ・カーロ博物館や数々の壁画で彩られた国立自治大学、サテリテ・タワーで知られる建築家ルイス・バラガンの自邸とアトリエなど、アート好きにとっても
魅力あるスポットに満ちています。